繊細な製法が
油揚の美味しさを高めます

油揚の製造ラインでは、大豆を10数時間（季節や大豆により時間が異なります）も水に浸すところから始まり、豆乳を絞り、水気の少ない名刺サイズのお豆腐を作り、フライヤーでじっくりと揚げていき、初めて油揚という製品が完成します。油揚は非常に繊細で、豆乳濃度、豆乳を温める温度や時間、フライヤーの温度や揚げるスピードなど、美味しい油揚をつくるために、慎重な管理が必要とされる数多くの工程があります。

当社の油揚が食卓で活躍中

富岡食品で製造している油揚はサイズや厚み、大豆の種類により多種にわたります。こうして作られた油揚は、スーパーやコンビニ等に並ぶパック詰めされた油揚（包装油揚）の他、味付油揚（おいなりさんの皮）、お味噌汁用の刻み油揚の原料として使われています。

あの売り場でも活躍中!

味付油揚の製造ラインでは「おいなりさんの皮」や「きつねうどんのおあげ」、お味噌汁用のキザミ油揚を製造しています。業務用を中心に製造しているために会社名はあまり出ておりませんが、大手スーパーやコンビニのお弁当コーナーの「おいなりさん」や回転寿司の「おいなりさん」、外食店や牛丼店の「お味噌汁用のキザミ油揚」として多くのお客様に提供されています。

味わい深い美味しさを
実現しています

味付油揚の味と商品開発力は業界一と自負しており、他社ではつくることのできない特別な製法（特許取得）により、とても味の深い「釜炊きいなり」を製造しているメーカーです。お客様ごとに仕様（油揚の種類、調味液の種類）が異なる多くの工程があり、それらの製造工程を管理し、コントロールすることが仕事になります。

数多くの工程の後、
当社のがんもが完成します

冬に美味しいおでんや鍋物によく使われる「がんも」「厚揚げ（生揚げ）」を製造しているラインです。大豆の浸漬（水に浸けること）から始まり、豆腐の製造、豆腐の練り工程（がんも）、丸い生地を作る成形工程（がんも）、フライヤーでの揚げ工程と、特にがんもは数多くの工程を経て、製品となっています。

当社オリジナル
「深谷ねぎがんも」が人気!

がんもや厚揚げは業務用としてコンビニやスーパーのおでんに使用されているほか、富岡食品の独自商品として、またスーパーPB商品として店頭に並ぶがんもや厚揚げも製造しています。特に、TV番組で何度も取り上げられている地元の深谷ねぎを使用した「深谷ねぎがんも」（深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」のデザインです）は人気商品で、多くの方に愛されています。

熟成期間が必要な商品など
多くの商品の仕分けや管理を
行います

富岡食品の出荷センターには、富岡食品の各工場で製造された数多くの製品が集まります。味付油揚（おいなりさんの皮）は、製造されてすぐに出荷される訳ではなく、出荷センター内で熟成期間を終えてから出荷されます。
取引先は200社にも及び、温度管理が徹底された出荷センター内で、出荷先ごとのピッキング作業（商品の仕分け作業）が行われています。仕分けされた商品は、提携している物流会社のトラックや自社のトラック、小ロットのものは宅配便等により、お客様の元へ運ばれていきます。お客様の必要な商品を必要な数、きちんと届けることが信頼につながるため、ピッキングを間違えないように、厳格に商品を管理しなければならない仕事です。

当社の信頼を守る
大切な仕事です

品質管理の仕事は、自社で製造している商品の品質チェックだけでなく、品質を維持または向上させるために製造ラインへの指導や教育も重要な仕事となります。また、商品の規格書を作成したり、商品の外装に明示する文言の確認もしています。もし、お客様からのクレームがあった場合、その内容の分析と、二度と同様の事態を引き起こさないための対策を考えていく部署でもあります。

富岡食品の美味しさを
広めていく仕事です

営業の仕事はお客様への提案を行い、自社商品の認知度を高めていくことが大事です。また、お客様がどのような商品を要望しているのかを読み取り、自社の商品開発につなげていくことも重要です。ただ売れば良いということではなく、お客様の声を会社に持ち帰り、お客様のために会社として何ができるかを考えていく部署でもあります。